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アーティスト・トークNo.2

芸術祭プレイベント(参加費無料)

特別出展作家が語る!


日 時:11月2日(土)15:30 ~
会 場:アゼリア6F(JR柏原駅直結1分)柏原市立市民プラザ

特別出展作家が、自らこれまでの制作活動と出展作品について語ります。

木虎徹雄(絵本作家・柏原在住)
:ユニークなキトラブルーを出発点に、イタリアボローニャ国際絵本原画展において日本人最多の8回入選など国際的な活躍
木虎徹雄作品

清水一意(日本画家・柏原で中学校美術教員として勤務)
:人間を描くことは「新たな命」「永遠の命」を描くこと、これをモットーに制作活動に励む。今回の「大坂夏の陣」の屏風は、これまでの活動の集大成。
清水一意作品

プレ地域大交流会…………………………………………1730 1900 大会議室

チラシはこちらからアーティストトークno2.pdf

特別出展作家★紹介:芸術祭2019

T2 カタシモワイナリー
木虎徹雄:絵本作家、柏原在住:KITORA TESTUO

イタリアボローニャ国際絵本原画展 日本人最多の8回入選
(1989年、1990年、1991年、1995年、2004年、2005年、2008年、2014年)

プロフィール
KITORA MUSEUM http://www.kitora-m.com/
キトラブルーが出発点。

8月の終わり、夏型台風が過ぎさり、すこし秋が混じった昼下がりの青の色。この色が忘れられずキトラブルーだけの絵本を世に送りだせた事。それからの遠回り、寄り道、回り道の数々。キトラブルーは私のフリー宣言の色。

主な活動歴

1983 第3回小学館童画新人大賞「優秀賞」
1984 植樹祭シンボルマークデザイン「グランプリ」
1986 つくば科学博 日本宇宙少年団シンボルマーク「グランプリ」
1990 毎日メルヘン画大賞「準大賞」
1991 オクタビア・パス(メキシコ 詩人 1990年メキシコ初ノーベル文学賞受賞)ポエムブック「La Rama」イラストレーション担当 CIDCLI-MEXICO
1992 ベネッセ「たけしのくも」絵本出版
1995~2009 「8月7日のトレイン」、「竹やぶ権三と白ぎつね」「おもちゃかぼちゃとたてじま5人組」、「近藤さんといっちゃん物語」「なまず虫トントン」絵本制作
2005 ボローニャ入選記念 個展(ギャラリー メゾン・ダール)テーマ「Viento」
2007 読売ファミリーカレンダー原画個展(三浦アートギャラリー)
テーマ「Secret base ot Toy Pumpkin」
2010 「近藤さんといっちゃん物語」絵本出版
2011 「絵手紙の力」本出版
2013 「8月7日のトレイン」絵本出版
2019 茶吉庵個展テーマ「1+1+1」

地域特別出展作品△紹介:芸術祭2019

M1 玉手山公園展示館
清水 一意:日本画家:SHIMIZU HITOI

人間を描くことを中心に制作を進めています。
新たな命を生み出す。
永遠の命を描く。
その心づもりで描き続けたいと思っています。

略歴

1955年 大阪に生まれる
1980年 京都市立芸術大学美術学部日本画科卒業
1982年 柏原市立国分中学校赴任(美術科教諭:3年間勤務)
1985年 柏原市立玉手中学校へ転勤(美術科教諭:11年間勤務)
1988年 日本画4人展(以降10回開催)
    ・県展なら・奈良市展・高田市展(1990年まで出品)
    ・グループ展等多数(以降毎年出品)
1991年 高田日本画会(会員推挙)、高田美術協会会員
1994年 新春日本画展(以降20回開催)
1996年 柏原市立国分中学校へ転勤(美術科教諭:12年間勤務)
2000年 個展(以降毎年開催、現在20回)
2008年 柏原市立玉手中学校へ転勤(美術科教諭:勤務 12年目)
現在 高田美術協会 理事、高田日本画会 委員

清水一意 個展『時の邂逅』-大坂夏の陣―道明寺合戦・小松山の闘い
【邂逅(かいこう)】思いがけなく会うこと。めぐりあい。

 3年前の8月末、財布と共に手帳を紛失してしまった。手帳には、常に思いついた作品の構想と題名をメモしていた。その年の手帳にはすでに数十件の構想がメモされていたのだが、一瞬にして白紙状態になってしまった。
 9月、勤務先の中学校の運動場での体育祭の全体練習の最中、周りに見えるものや音はふつうなのに、急にアナログテレビのアンテナ信号が受信できない時のような、いわゆる砂嵐画面が被り、その中に、一瞬ではあったが多くの人馬や軍勢が走り回るのを感じた。ほんの数秒であったのだが、なんだろうと思っていると、再び同じ状況が…、再度多くの人馬や軍勢が走り回る…、これは小松山?…
 気になったので職員室に戻ってからスマートフォンで小松山を検索すると、一番に目に飛び込んできたのが、赤字で書かれた『一意』という文字…、400年前に小松山で闘った後藤又兵衛の息子の中に、『一意』という法名を持った人物が居り大坂夏の陣に従軍していたということが述べられていた。
 今まで生きてきた中で、同じ名前の人には出会った経験は無かったのだが…、初めて400年もの前に生きた人物に、法名とは言え同じ名前を持つ人物に出会うとは…、これは、小松山の闘いを描けという事なのだろうか…

【大坂夏の陣、道明寺合戦】

慶長20年(1615)、前年の大阪冬の陣で大坂方と和睦し、その条件として難攻不落の大坂城の外堀だけでなく内堀まで埋め、大阪城を裸城とした徳川方は、再度大坂方面へと軍勢を進めた。ここに大坂夏の陣の幕が切って落とされた。
大阪方は、大阪城に籠城はできないので、野戦で徳川方と戦うしかすべがなく、軍議の席で、後藤又兵衛の主張する、奈良方面から進軍する徳川方を隘路である国分方面で迎え撃ち、奈良方面へ押し返すことにより、京都方面より進軍する徳川方の軍勢との合流を阻み、徳川を各個撃破する策を取ることとなった。
5月6日、深夜0時に平野を出発した後藤隊(2,800名)は、午前3時頃には道明寺付近まで到達したが、すでに、国分方面には、徳川方(23,000名)が布陣していた。後藤隊は後続の部隊を待たず、すぐさま国分西方の小松山を占拠し、早朝4時ごろより壮絶な闘いが始まった。下から攻める徳川方、上から攻撃する後藤隊、緒戦は後藤隊が優勢であったが、10倍近い徳川方の方が時間の経過と共に圧倒するようになり、後藤隊は小松山を西方に下り、玉手村付近まで後退し、負傷者を下げ、奮戦したが、大阪方の後続部隊は現れず、孤立無援の内に後藤又兵衛も討ち死にする。

『国分遠望、小松山』(二曲一双屛風)

慶長20年5月6日未明、小松山の山頂より国分方面を望む、原川より小松山を望む。

『小松山の陣』(六曲一隻屛風)

小松山の山頂の後藤隊の主な武将

『小松山争奪戦』(六曲一隻屛風)

左側より徳川方が下方より攻撃し、右側より、稜線を守備する後藤隊が上から鉄砲を打掛け迎撃する。

『片山の戦い』(六曲一隻屛風)

左側より片山方面に陣を張った水野勝成の軍勢から、奥田忠次隊が小松山の山頂を目指して攻め上るが、右側より山田外記の指揮する鑓(やり)部隊に迎撃される。

アーティスト・トークNo.1

芸術祭プレイベント(参加費無料)

特別出展作家が語る!


日 時:921日(土)1600
会 場:アゼリア6FJR柏原駅直結、1分)柏原市立市民プラザ

特別出展作家が、自らこれまでの制作活動と出展作品について語ります。

浜本隆司(アーティスト、尼崎在住)
1982年大阪芸術大学卒業後、大阪、名古屋、東京、京都などで個展を開催、兵庫、大阪をはじめ多くのグループ展に出展など全国的な展開
浜本隆司作品
森山陽介(日本画家・柏原在住)
2013年東北芸術工科大学卒業、在学中から個展等開催、2016年の日展入選、2017年月刊美術7月号にて作品特集を掲載など活発な活動展開
森山陽介作品

プレ地域大交流会…………………………………………1730 1900 大会議室

チラシはこちらからアーティストトークno1.pdf

特別出展作家★紹介:芸術祭2019

T1 観音寺
浜本隆司(アーティスト、尼崎在住)HAMAMOTO TAKASHI

1982年大阪芸術大学卒業後、大阪、名古屋、東京、京都などで個展を開催、兵庫、大阪をはじめ多くのグループ展に出展など全国的な展開

略歴

1982 大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業

個展

尼信会館 ‘13
ギャラリー白(大阪) ‘87 ‘91 ‘02 ‘10‘11 ‘16
/ ギャラリーSPACE TO SPECE(名古屋) ‘85 ‘86
ギャラリー・ホワイト・アート(東京)‘87 ‘90
/ ザ・ウーファーギャラリー(京都)‘93 ‘96
ノブ・ギャラリー(愛知) ’93 ‘96 ‘98 ‘00
/ ギャラリー・ケセラ (吹田) ‘15

主なグループ展

1984 イエス・アート3、 ‘86イエス・アート6、‘89イエス・アート8 (ギャラリー白,大阪)
1987 イエス・アート・デラックス (佐賀町エキジビットスペース, 東京 & ギャラリー白)
1992 Seed-失われていた言葉 (ノブ・ギャラリー、岡崎愛知&ウーファーギャラリー、京都)
今絵画はーOSAKA92  (大阪府立現代美術センター)
1994 Nine Young Artist From Japan  (オーチャード・ギャラリー、北アイルランド)
1995 洛外芸術展  (ギャラリー・シーラ、韓国) ‘96(ギャラリー白)‘97 (中央美院画廊、北京)
1997 名古屋コンテンポラリー・アートフェアー ‘89 ‘00(愛知)
2001 冬の座 ‘03 ‘06 ‘07 ‘08 ‘09 ‘10  春の座 ‘04 ‘05 (全てギャラリー白)
2002 愛と平和の祈り展 ‘03 (宮崎県立美術館・宮崎)
2007 架空通信「百花撩乱」展 兵庫県立美術館 ‘08 ‘09 ‘10
2009 新たなる架空通信展 (アートコート神戸)
芭蕉~新しみは俳諧の花 柿衛文庫開館25周年記念特別展 (柿衛文庫・伊丹)
2011 トリビュート展 (ギャラリー白)
   京都アートフェアー/ yokart  (ホテル・モントレー京都)
   茨木市現代美術展特別作家 (茨木市立生涯学習センター・大阪)
   THINK FUTURE~こどもたちのこどもたちのこどもたちへ~(ギャラリー白)
   生誕100年津高和一/架空通信展 (西宮市大谷記念美術館)
   ギャラリズム・フィナル (大阪府立現代美術センター)
   JAPAN PLAY (2kwギャラリー、大阪)
2012 尼崎アートフェスティバル(尼崎市総合文化センター)
ドッビッシー生誕を祝して展 (ギャラリー菊・大阪)
    MAX PAINTINGS (ギャラリー白)
2013 「青空のフェニックス」(尼信会館)
京都アートフェアー(みやこメッセ・京都)
     MAX PAINTINGS (ギャラリー白)
     尼崎アートフェスティバル(尼崎市総合文化センター)
2014 (ギャラリー菊・大阪)
尼崎アートフェスティバル(尼崎市総合文化センター)
2015  (ギャラリー菊・大阪)
     あまがさき歴史音楽祭/現代アート展示 (旧尼崎警察署)
2016 あまがさき歴史音楽祭/現代アート展示 (旧尼崎警察署)
2017 (ギャラリー菊・大阪)
2018 鹿児島ゆかりの作品展 (ギャラリー菊)

特別出展作家★紹介:芸術祭2019

T1 観音寺
森山陽介(日本画家・柏原在住)MORIYAMA YOUSUKE

2013年東北芸術工科大学卒業、在学中から個展等開催、2016年の日展入選、2017年月刊美術7月号にて作品特集を掲載など活発な活動展

略歴

1985年 大阪府に生まれる
2009年 東北芸術工科大学美術科日本画コース入学
2013年 同大学 卒業

活動

2010年 key&青樺ギャラリー(銀座)でグループ展:佐久市美術館買い上げ
2012key&青樺ギャラリー(銀座)で個展:個人買い上げ
2013年 東北芸術工科大学 卒業制作展
2015年 sohoアートギャラリー(大阪)で個展
2015年 江之子島美術館にて国際交流展 (大阪)
2016年 改組第三回、日展 入選
2017年 月刊美術7月号にて、作品特集を掲載

作品制作コンセプト

現場の写生から自身で判断、感じたことから絵画表現に至るまでのプロセスは、難しく大変な作業でありますが、時折自身のイメージと表現が一致するときに、とても楽しく幸せにかんじることがあります。またひとつの現場から伝わる衝撃や感動を忘れることなく描き切りたい。その熱意を生涯かけて追い求め続けたいと思っています。大学で学び、体得した技術、表現力、及び知識を応用、活用して作家活動や社会に貢献していけるようこれからも努めていきたいと、思っています。

特別出展作家★紹介:芸術祭2019

T1 観音寺

浜本隆司★
森山陽介★

T2 カタシモワイナリー

木虎徹雄★

地域特別作品△紹介:芸術祭2019

M1 玉手山公園展示館(水曜日休館)

清水一意
「大坂夏の陣屏風」△

K1 不動産あかね壁画

大阪教育大学壁画グループ
「柏原の壁画」△